2021年7月20日、WordPressのバージョン5.8がリリースされました。そのVer5.8で大幅に変わった機能の一つがブロック・ウジェットの導入になります。具体的な影響箇所は、サイドバーの設定とかフッター設定などのウジェット設定になるかと思います。

即ち、ウジェットの設定方法が、ブロック・エディタ仕様に準じた設定画面になり、普段ブロック・エディタに使い慣れていな方には、その余りにも変わった仕様に戸惑いを抱いている方(筆者もそうですが)も、多くいるのではないでしょうか?

Ver5.8以前のウジェットを、新ブロック・ウジェットに対して、クラシック・ウジェットと呼び、以前のウジェット仕様に戻したいというユーザーも多くいるみたいです。そのようなユーザー向けに、プラグイン「Classic Widgets」をインストールすれば、以前のウジェット仕様に戻ります。

ただし、この「Classic Widgets」は「Classic Editor」と同様に使用期間に制限があります。2022年末までの使用条件となっています。2022年末以降どうなるのかが懸念されますが、その時点での「Classic Widgets」のユーザー数の数によって状況が変わってくるのでは思います。

Classicと言えば・・・・

2019年秋、WordPressのバージョン5.0が公開された時、Gutenbergと言う新しいブロック・エディタが公開された。そして後を追うように「Classic Editor」が公開されました。その時点で、その「Classic Editor」の使用制限が2021年までとなっていましたが、実際には、現在(2023年)になっても使用可能となっております。「Classic Editor」が使用できなくなるとの話は、消失したようなことになっています。

ブロック・エディタ vs エレメンター

筆者は、WordPressのブロック・エディタ「Gutenberg」が公開される前から、ページビルダー「Elementor」をテキストエディタとして使用していました。そして「Gutenberg」が公開された際、お試しで使用してみました。

その時の感想ですが、「Gutenberg」というエディタは、「Elementor」に似ている動きや機能を持った新しいエディタだなと感じました。これならわざわざ「Gutenberg」に変更しなくても「Elementor」を使い続けていても良いのでは思いました。