藤心関連のメールフォームは、永年、フォームズの有料フォームを使用してきましたが、フォームズの次回更新を辞める目的で、HAIKサイトは  Qform に戻し、WordPressサイトは Contact Form 7 に変更する作業をしてきました。

ところが、最近、Contact Form 7 に替わって WP Forms と言う優れもののメールフォームの存在を知り、とにかく使ってみようと思いました。「善は急げ」とのことわざがあります。使ってみた結果を Contact Form 7 との比較で纏めてみました。

尚、掲載した画像は縮小されておりますが、クリックしてオリジナルサイズに拡大して御覧戴けます。そして表示は2段の段組で表示し、左側が Contact Form 7、右側が WP Forms となっており比較し易いように配慮されております。 

先ずは、各々のフォームの違いは?

フォームを介して受信するメール内容

Contact Form 7

WP Forms

ここまで(入力フォームと受信メールの内容)は、
どちらのフォームでも大差ない!!

問題はフォームの設定内容に違いあり?

Contact Form 7

上記内容にて、以下の記述に注目して下さい。
「しかし、 の記述を手入力で追加する必要がある。」
それとフィールドを挿入する場所を予め行単位で空けておいて挿入ボタンを押下するマニュアックな操作が目につきます。

上記内容にて、以下の記述に注目して下さい。
「メッセージ本文内に受信項目を手動で追加する必要がある」

WP Forms

フォームを構成するフィールドは、各項目のボタンをドラッグ&ドロップして作成できるので極めて分かり易い!!

各フィールドの詳細設定は、左側の編集エリアにて編集する。分かり易い!!

また、Contact Form 7 のようなメッセージ本文組み立ての余分な画面が無いのも良いですね。

↓↓↓

WordPressのメールフォームは、Contact Form 7 でなくて、 WP Forms で決まり!!

<結 論>

日本製の Contact Form 7 は、日本人ユーザーであれば確かに分かり易くてお薦めのメールフォームですが、本文中の解説にも記載した通り、フォームの設定や受信メッセージの設定等で、手入力によるマニュアックなソースコードの変更操作が伴い、慣れればどうって事ないのですが、如何にも日本製だと納得できるセンスの無さと無駄な操作が目につきます。

それに対して WP Forms は、さすがに英語圏で人気が一番高いメールフォームだけあって、フォーム設定での項目ボタンによるドラッグ&ドロップ操作、ところどころ英語アレルギーの無い方なら十分対応可能な分かり易さとセンスの良さがあり、筆者には一押しのフォームになっています。

WP Formsで出来ないフォーム項目とは?

ここまで、どちらかと言うと Contact Form 7 を否定し、WP Forms を擁護する記述になっているかと思いますが、結論を出した後の検討事項として、以下の2項目は、WP Formsプロ版でないと対応不可となっています。要するに、WP Forms の無料版では出来ないフォーム項目があると言うことです。

  1. 電話番号の入力
    現状では、テキスト項目として設定するしかない?
  2. 郵便番号による住所変換機能
    所謂、郵便番号を入力して住所変換をする機能です。

前記2.の住所変換機能は、プラグイン「zipaddr-jp」で実装できますが、WP Formsでは実装不可となっています。従って、Contact Form 7専用のプラグインになります。

これらの情報を考慮してWordPressのメールフォームは、Contact Form 7 で決まりとなりますが、前提条件として、前記の電話番号と住所変換機能を使用する場合であって、使用しなければ WP Forms を断然お薦めします。